副詞「yet」
【意味】 「もう・まだ・けれども・さらに」など
英語の副詞 yet の基本的なイメージは「未完」です。できごとやものごとがまだ完了しておらず、後に続くことを示しています。
【もう・まだ】
👉 Has the movie started?(映画はじまった?)にyet の「未完」のイメージをを付け加えています。それにより、「はじまったの?それともまだなの?」のニュアンスが生まれ、「待ちきれない」などの感情が乗ってくるのです。 not yet は not started(はじまっていない)に「まだだよ」が加わっています。また、yet は文末に置かれるのが普通ですが、中間にくることもあります。
【しかし・けれども】
👉 yet は接続詞としても使用できますが、ここでも「未完」の意味で使うことがポイントです。「理論上はすばらしい。(でもそれで話は終わりじゃないんだよ)実際には〜」といった感触です。
【いつか・これから】
👉 「いつかやる」ということはまだ終わっていません。「未完」です。
【最上級と使われる yet】
👉 「今まで食べた中では最高だけど(これから先、もっとおいしいピザを食べることがあるかもしれない』」というニュアンスです。The best is yet to come は「最高のものはまだ来ていない = (つまり)これから最高なことが起こる」という意味になります。これも yet =「未完」のイメージで考えるとわかりやすいです。また、最上級 + ever の用法のニュアンスの違いにも注目です。
↓↓ 「任意のある時点」、副詞「ever」のイメージも要チェック ↓↓
