前置詞「for」
【意味】 「〜にために」など
英語の前置詞 for の基本的なイメージは「向かう」です。そして for はそのシンプルなイメージがゆえに多くの意味を持ち、幅広い場面においてさまざまな表現のかたちで使われます。また、「向かう」という基本的なイメージのコアには「〜のために」=「有益・必要」というニュアンスを持っています。前置詞 for は状況や話の流れによって使い方も意味も変わってくるので、基本的なイメージに加え、その根幹にあるニュアンスをしっかりと捉えることが大切です。
【単なる方向】
👉 youに「向かう」単なる方向。単純な方向のイメージが豊かな意味を生み出します。
【目的】
👉 for playing football(サッカーをするのための)。「向かう」と「目的」はすぐに結びつきます。
【求めて】
👉 何かに向かうという動作からは「求めて・欲しい」という意味を感じることができます。
【原因】
👉 「飛び上がった」原因・理由は for joy(喜んだため)。原因を指し示す感触で使われています。
【賛成】
👉 against(〜に反対して)など、対象に「反発力」を持って、背を向ける動作は「拒否・否認」をあらわします。 for の「向かう」はその逆で「賛成」となります。ちなみに、上記例文は、「賛成」の for とそれに対する「反対」の against で均衡が保たれ、ニュートラルな質問なっているイメージです。
【範囲】
👉 意識が向かっている範囲を述べています。デイヴはただ単に「ドジ」なわけではなく「サッカー選手という範囲の中で」ドジなのです。 for は時間的な範囲(期間)にも使えます。
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