【英語】 前置詞「by」の意味とイメージ 【使い分け】

前置詞「by」

【意味】 「〜によって・近く」など

英語の前置詞 by の基本イメージは「距離が近い」です。私たちは普段からいろいろなものとの距離を測りながら生活しています。「近い」という概念はさまざまな連想を呼び、この言葉の使い方を豊かにしています。

【そば】

・I know a nice coffee shop by the station.(その駅の近くに良いコーヒーショップを知ってるよ。)
・A man passed by me giving off a subtle scent of perfume.(香水のほのかな香りを漂わせながら、一人の男が私の前を通り過ぎた。)
・He live in a town near by.(彼は近くの町に住んでるよ。)

👉 「by = そば」。この感覚を忘れないでください。by の幅広い用法はすべてこの「そば」という感覚の延長線上にあります。near by (そばに)といったで同意語が反復するフレーズが存在するのも、 by に「そば」というニュアンスがあるからです。

【手段・方法・程度(HOW)】

・I go to school by bus.(バスで学校に行きます。)
・You should come by train, it’s faster. (電車で来た方がいいよ、その方が速いから。)
・Why do you always finish a talk by denying me?(どうしてきみはいつも僕を否定することによって会話を終わらせるの?)
・Gasoline is sold by the liter.(ガソリンはリットル単位で売られています。)
・He failed his plan by a long list of reason.(多くの理由により、彼の計画は失敗した。)

👉 by の「手段」のニュアンスは英語の「HOW」の感覚で捉えるのがわかりやすいです。何かに対して目標を設定した時、目標は「遠く」に、そしてその目標を達成するための「手段・方法」は「近く」に感じられます、それが、こういった場面で by が選ばれる理由です。例文の by bus 、by train は「手段・方法」です。冠詞がつかないのは、具体的なバスではなく、「バスという交通手段」という意識が働いているからです。by a long list of reason は「HOW」というよりも how much (程度)の感覚です。

【〜によって】

・Dave was attacked by the dog.(デイヴはその犬に襲われた。)

👉 by は何かの行為をした存在が近くに感じられる場合にも用いられます。「デイヴが犬に襲われた」そのそばに「犬」がいる姿を想像してください。受動態のかたちで「誰がそれをやったか」をあらわしています。

【〜まで】

・I’m sorry, I’m going to be late. I will be there by 10:00.(すみません、遅刻します。10時までには行きます。)

👉 私たちが「〇〇時まで」と言う時、そのできごとは「〇〇時まで」と指定した時間の「そば」で起こるように感じます。時間にも「近い」感覚を覚えることができるので by が使われます。

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